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自分の音声メモを文字起こしする前に。録音でつまずかないコツ

文字起こし・AI文章の整形コラム

今回は、文字起こしの「前工程」、録音の話です。

音声入力で短い下書きを作る話は別の記事(音声入力で作った下書きを、読める文章に整える手順)に書きましたが、長めの内容だと、一度録音してから文字起こしにかける方が向いています。
考えていることを数分から数十分ぶん喋って残し、あとでテキストに起こす。
このとき、文字起こしの精度は、ツールの性能より先に、元の録音の状態で大きく変わります。
後工程でどれだけ整えても、そもそも起こせていない音声は復元できません。
ひとりで喋って残す前提で、録音の段階で防げるつまずきを並べます。

1. マイクと口の距離を近くする

一番効くのがこれです。
スマホを机に置いて離れた場所から喋ると、声が環境音に埋もれて崩れます。
胸元くらいまで近づけるか、イヤホンのマイクを使うだけで、起こした結果がはっきり変わります。

2. はっきり、少しゆっくり喋る

ひとりで喋っていると、つい早口になったり、語尾が小さくなったりします。
文字起こしは、消え入る語尾や口ごもった部分を苦手とします。
普段より少しだけゆっくり、語尾まで声を落とさずに喋ると、拾い漏らしが減ります。

3. 環境音を減らす

空調の風、キーボードの打鍵、近くを通る車の音。
人間の耳は無意識に聞き流してくれますが、録音にはそのまま入ります。
特にマイクの近くで鳴る音は、自分の声より大きく録れてしまうので、マイク周りだけでも静かにしておく価値があります。

4. 言い直しは気にせず、あとで消す前提で喋る

きれいに喋ろうとして詰まるより、言い直しながらでも最後まで喋りきる方が、結果的に楽です。
「えー」や言い直しが入っても、フィラーの除去は当サイトのSeishonizeのようなツールで後からまとめて片付けられます。
録音中は内容を出すことに集中して、整えるのは後工程に回す。
この割り切りがあると、録音のハードルが下がります。

5. 固有名詞と数字は、あとで確認する前提でメモしておく

誤変換は人名・社名・専門用語・数字に集中します。
喋る前に、出てきそうな固有名詞を軽くメモしておくと、後の確認作業(どの誤変換を探せばいいか)が楽になります。
用語の事前登録ができる文字起こしツールなら、そこに入れておく手もあります。

6. 長い録音は区切る

長い録音は、ファイルが大きくなって処理に失敗したり、途中の無音で切れたりと、トラブルの元が増えます。
話題の区切りで録音を分けておくと、失敗したときの被害も一部で済みます。

7. 録音できているか、最初に確認する

身も蓋もないですが、一番痛い事故は「録れていなかった」です。
喋り始める前に数秒だけ録って再生確認する。
この10秒をルーチンにしておくだけで、話した内容を記憶から絞り出す事態を避けられます。

まとめ

録音の状態が良くなると、文字起こしの誤りが減り、その後のケバ取りや整形(このあたりは当サイトのSeishonizeが担当する工程です)もスムーズになります。
道具の性能を上げる前に、口とマイクの距離を10cm縮める。
まずそこから始めてみましょう。

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